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窓を殺す考え方と活かす考え方(1)

2023年02月02日 / ブログ

 

ご覧いただければ分かるように、弊社では、リビングダイニングキッチンに使う窓は、

天井の高さと同じサイズのものを使っています。

 

天井と窓の高さを合わせることによってそうじゃない窓を使った場合より

はるかに抜け感が出るし、室内により多くの光を採り込むことが出来るからです。

 

また、光が天井までしっかり届くためより室内を明るく感じさせてくれるし、

窓枠も必要じゃなくなるため、窓枠の上にたまったホコリを

取る必要もありません。

 

そんなこんなで、この窓を標準的に使っているのですが、

とはいえ、このハイサッシを使う場合、気を付けなければいけないことがあります。

 

さて今回は、

前回の内容にちょっと補足して、

「窓」のことについてお伝えしていきたいと思います。

 

カーテンが必要な窓にしない

 

ズバリ気を付けなければならないことは、まさにこれです。

 

例えば、光がたくさん入ってくるからと、

日当たりが良い場所にその窓をつけたとしても、

同時にそこから人の視線が入ってきてしまうとしたら、

そこにはカーテンが必要になります。

 

となると、その窓から入ってくる光を遮断してしまうことになります。

レースだけでその視線が遮断出来るのならまだしも、

ドレープカーテンまで閉めざるを得ないとしたら、

全くと言っていいほど光が入ってこなくなっちゃいますからね。

 

いつもカーテンが閉まったままだと、庭も空も見ることが出来ませんしね。

 

また、その窓はおそらく防犯的にも不安を感じるし、

台風時も強い風がバンバン当たるので、カーテンと同時にシャッターが

必要になる場合もあると思いますが、窓が天井まである場合、

とてもじゃないけど女性ではそのシャッターに手が届きません。

 

結果、手動シャッターではなく、電動シャッターにせざるを得なくなり、

無駄に家をコストアップさせてしまいます。

 

つまり、ハイサッシを使う場合、設置場所をよく考えてつけないと、

家の中が暗くなるだけじゃなく、無駄にコストアップを招いてしまうということなんですよね。

 

 

つづく・・・

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