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ZEHについて考える。

2019年03月04日 / ジニアスの日々,ブログ

ZEHという言葉は、だいぶ浸透している様ですが

具体的にどんな家かはご存じですか??

 

ご相談に来られる方々も非常に関心が高いZEHですが、

ざっくり、高性能な家という認識で詳しくは分からない方が多いように思います・・・

 

ZEHとは、分かりやすく言うと『温暖化対策』です。

省エネ、創エネ、断熱の基準をクリアし、快適で光熱費のかからない家を建て、

さまざまな条件を満たす事で補助金までもらえるという政策。

結果、家庭におけるエネルギー消費(CO2)の削減につながり、地球環境にやさしい家になるんです(b^ー゚)

 

ですが、個人的にはZEHの義務化に疑問を持っています。(あっ、あくまで個人的な意見ですので・・・)

2020年までに段階的ではあるが義務化はムリでは?と思っていたら、やっぱり先送りのようです。

 

現在の省エネ基準のさらに上をいくほどの性能が本当に必須なのか・・・

義務化されると超高性能住宅に対応できない住宅会社はどうなるのか・・・

申請ももう少し簡易化してもらわないと業務が増えすぎて困る・・・

 

 

創エネが必要なため、高額な太陽光パネルの搭載は避けられませんが、

売電価格の低下が著しい近年、長期的に見ると収支にメリットを感じません。

他にも、さまざま疑問に思うことはありますが、私が一番問題に思う事は、

みんなが高性能住宅を建てるほどの住宅資金を用意できるのでしょうか?

そこまでの性能を求めていない人まで建築費用を上積みしなければいけません。

補助金を貰っても±0にはなりません・・・

 

特に子育て世代は、育児・教育資金がかさむ中、楽にZEH仕様の超高性能住宅を

建てられる方ばかりとは、思えません。

一番、戸建を望んでいるのも、戸建が必要なのも、その子育て世代・・・

同じ子育て世代から言わせていただくと、もし義務化が進んでいたら、

賃貸では手狭で暮らしていけないけど超高性能住宅なんてとても手が出せない・・・

という人はどうしたらいいのでしょうか??

 

ZEH仕様とそうではない家のどちらも間違いではありません。

ZEH仕様の消費者、地球環境ともにメリットも大きいのも事実。

ただ、自身の理想の家とは何か、理想の家の延長線上にZEH仕様はあるのか、

世間の動きや情報だけではなく、理想の家をよく考えてからご判断ください☆

 

 

子育て世代の家づくり!全力応援中!!

大島でした☆彡

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