TRACK RECORD
とても雪深い地域に建つため、屋根は片流れの大屋根とし、融雪設備を完備しました。
また、アプローチ・ピロティー等の屋外用途を充実させ、冬季でも楽しく・アクティブに過ごせる様にしています。
内部は、居間・食堂、厨房、将来のピアノスペースを一つの空間とし、全ての部屋を見渡せるようにしました。
また、居間・食堂に吹抜けを設け、その真ん中にブリッジが横断する、縦にも横にも開放的な空間とし、その吹抜けからは、自然の採光を多く取り入れるようにしました。
吹抜けとブリッジからは、2階にあるそれぞれの部屋の気配を感じる様になっています。
2012年の3月頃の話です。知人が家を建てることにしたと話していました。
正直その時は マイホームなんて頭金が500万円くらいないと建てられないもの という昔ながらのイメージが頭の中にあったのですが、何気なくインターネットで検索してみると資金に関しての相談や勉強会も実施している設計事務所が見つかりました。
それがアトリエジニアスさんとの出会いです。
さらにはオープンシステムについての興味深い記述もあり、行動力だけが取り柄の私はすぐにアポを取り、話だけでもと言う気持ちで事務所を訪ねました。
そこで「100円の物を100円で買う」というオープンシステムに非常に感銘を受け、さらに今の金利状況が最高にチャンスであることを知り、相談を何度か重ねながら5月にアトリエジニアスさんと契約させて頂くこととなりました。
そこからは何パターンものプランを提示していただき、私たち夫婦のイメージに合うように、本当に何度も何度もブラッシュアップされたプランがほぼ毎週のように提示されました。
最終的に完成までの打ち合わせで頂いた資料は大きな段ボール箱なみなみ一杯になりました。
また、工事業者さんと直接契約をするオープンシステムなので、施工して頂いた方たちの、名前と顔がすぐにわかるのも非常に良い点でした。「ここは○○さんが作ってくれたところだな。」
という具合によく思い出すことがあります。
かくして2013年10月12日に引き渡しが行われた我が家ですが、最初に相談に行ってから1年7ヶ月が経過しておりました。
最初に話した知人の家が完成してから1年と4ヵ月です。
この期間暇な時期など一切ありませんでした。
担当して頂いた原田さんには特にご面倒をおかけしたと思いますが、私たち夫婦の要望に親身になって応えて頂きました。
昔から「本当の理想の家は3回くらい建てないと完成しない」などと言いますが、それは間違いだと思います。
初めから隅から隅まで打ち合わせを重ねれば、理想の家になるということを今回実証することができました。
現在の技術があれば住みよい家などいくらでも建つのでしょうが、本当に夫婦にフィットする理想の家となりました。
皆さんに作って頂いた我が家を息子も非常に気に入っているようで、うれしい限りです。
もし、今家を建てるかどうかで悩んでいる方がいれば間違いなくアトリエジニアスさんを紹介しようと思います。
つたない文章になりましたが、理想の家で、いつまでも幸せに暮らしていこうと思います。
本当にありがとうございました。